【キッチンの壁を撤去しオープンに! キッチンリフォーム事例5選】
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オープンキッチンは近年人気の間取りです。
しかし、昔の住宅では、キッチン室が独立した形が多くみられました。
現在の暮らしでオープンキッチンが多く選ばれる理由はどうしてでしょうか。
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①空間が広く感じる
最大のメリットは、この解放感でしょう。
同じ面積でも、空間を隔てる壁を無くすことで非常に広いスペースが生まれます。
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②コミュニケーションがとりやすい
オープンキッチンは、料理するときも家族と顔を合わせながら作業することができます。
キッチン室がある間取りですと、料理の時間はどうしても家族から孤立しやすいですが、
オープンキッチンならコミュニケーションしながら料理を作ることも可能です。
また、複数人でも調理しやすいスペースを確保することも可能です。
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③家事導線の良さ
キッチンをダイニング側にむけたレイアウトでは、背面に冷蔵庫、食器棚を並べて配置することができます。これにより非常に作業のしやすいレイアウトになります。
また、ダイニングテーブルと隣接していることにより、配膳や片付けを楽に行うことができます。
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それに対し、デメリットは、
①キッチンが丸見えなので、散らかった印象になる。
②汚れ・臭いが飛び散りやすい。
常に整理整頓に気を付けておく必要があります。
不得意だな、、、と思われる方は、
・手元は隠れるようにする。
・コンロ前には壁を配置する。
などの工夫をすると良いでしょう。
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ひとくちに、オープンキッチンと言っても、そのスタイルは非常に沢山あります。
その一例を、以下に紹介しますので、参考にしてください。
そして、好みのスタイルを一緒に考えていきましょう!


閉鎖的なキッチン室の壁を撤去して、ダイニング側にキッチンを反転して配置した事例。
スライドして比較してみてください!
明るく、広く、開放的に生まれ変わりましたね。
Before
After
【CASE1:ペニンシュラキッチンは最も選ばれるスタイルのスタイルのひとつです】
キッチンとダイニングの間仕切り壁を撤去し、フラットカウンターのキッチンを設置しました。
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片側が壁についているキッチンスタイルをペニンシュラ(=半島)キッチンといいます。
オープンキッチンを望む人が、結果的にアイランドキッチンより、
①通路のスペースが無駄にならない。
②配管経路を壁からとることができる。
などの理由から結果的にペニンシュラを選ぶことが多いです。
このようにフルフラットなら開放感も充分。
こちらのお宅は、ダイニング側に収納スペースも確保することで、撤去した吊戸棚以上の収納力を確保することができました。
(江戸川区西葛西マンション キッチンリフォーム ビフォーアフター)
Before
After
【CASE2:ペニンシュラキッチン② 向きも形も変わっています!】
CASE1と同じくペニンシュラ(半島)キッチンです。
しかしながら、この事例は、もともとの場所から、位置も向きも大きく変わっています。
これは、構造によって、出来る出来ないがありますので、しっかりと判断する必要がありますね。
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事例1と違い、対面側に座るスペースがありますので、ちょっとした軽食ならここで済ますことも可能です。
そして、このように背面に大型の収納をレイアウトできるところが、このペニンシュラ型の特徴ですね。
(江東区マンション キッチンリフォーム ビフォーアフター)
Before
After
【CASE3:オープンキッチンの代表格 アイランドキッチン】
壁に向かって配置さてたキッチン部屋を、リビングと一体化したプランです。
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アイランドキッチンとは、島(=アイランド)という言葉が示す通り、調理スペースやシンクなどが島のように独立しているタイプのキッチンのことです。
とにかくキッチンが主役のスタイル。
壁に接してないので、どちらからもアクセスしやすく動きやすいので、お子さんやご夫婦など複数人での調理がし易いのも特徴です。
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注意が必要なのは、特にマンションの場合、床下に配管を通す為の、十分な空間を確保することができず構造的に、施工ができないこともあります。
また、広い空間が必要なことや、散らかりやすさにも考慮してプランニングすることが必要となってきます。
(江東区マンション キッチンリフォーム事例 ビフォーアフター)
Before
After
【CASE4:カウンター付きのオープンキッチンに!】
この事例は、もともともオープンキッチンでしたが、少しのレイアウト変更+デザインで大きく変化した事例です。
≪Before≫
・キッチン天板から5cm程上がった高さに、L型のカウンター。
・コンロの前に、レンジフードの巾で壁。
≪After≫
・カウンターを敢えて、キッチンの天板から15cm程上げることで、よりシンク廻りの雑多なものを隠すことができた。
・コンロの前の壁は出来る限り撤去して開放感を出す。
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この少しのレイアウト変更によって、
「解放感をだすこと」
そして、
「見せたくないものを隠すこと」を実現することができました。
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また、造作カウンターを設置するケースは、システムキッチンの仕様に関わらず、ダイニング側をタイルや木材、壁紙などの内装材で自由にコーディネートできるのも良いところです。
デザインは無限にあり、好みを表現しやすいですね。
この事例では、2種類のタイルと造作家具で、オリジナルデザイン(世界で唯一!)のキッチンが完成しました。
(江東区マンション キッチンリフォーム ビフォーアフター)
Before
After
【CASE5:セパレートタイプ(Ⅱ型)のオープンキッチンなら省スペース!】
リビングに面した部分には、シンクだけのキッチンを配置し、
コンロや調理スペースは背面壁向きに設けるのがセパレートスタイル(通称Ⅱ型)。
これなら炒めものなどの調理に伴う汚れや臭いがリビングダイニング側に広がるのを軽減できます。
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通常、対面キッチンには広いスペースが必要ですが、キッチンがシンク側・ガス側と二分割されているので、レイアウト次第ではコンパクトに設置できるのがこのセパレートタイプの良いところです。
間取りによっては、とても効果的なレイアウトになることも多いです。
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また、カウンターはキッチン天板から15cmほど立ち上げて手元は隠すスタイルにし、
そして、リビング側は、オークの板を張るデザインとしました。
(江戸川区清新町マンション キッチンリフォーム ビフォーアフター)
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場所
江戸川区、江東区、他
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施工内容
キッチンリフォーム